投稿日時:2020年6月30日
◎ブログ◎夏越の大祓
こんにちは。
大阪保育士の鈴木です。
6月下旬に神社で大きな茅の輪を見かけたことはありませんか?
「夏越の祓」(なごしのはらえ)は、別名「茅の輪くぐり(ちのわくぐり)」
「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」といいます。
6月末(6月30日)に行う祓の行事で、神社の境内につくられた
茅の輪をくぐって罪や穢れを落とすため、「茅の輪くぐり」とも
呼ばれています。
茅の輪とは、茅(ちがや)という草で編んだ輪のことです。
日々生活していると、さまざまな罪や穢れが生じると考えられて
きました。
そこで、茅の輪や形代(かたしろ)などで罪や穢れを祓う大祓
(おおはらえ)を行うようになりました。
6月末に行われるものが「夏越の祓」(夏越大祓)で、12月末に
行うものを「年越の祓」(年越大祓)といいます。
夏越の祓は今年前半の穢れを祓って無事に過ごせたことに感謝し、
後半も元気に過ごせるよう祈る行事です。
全国各地の神社で行われており、基本的にはどこでも、
どなたでもできます。ブロックの追加
茅の輪のくぐり方(一般的)
左まわり → 右まわり → 左まわり8の字を描くように
3回茅の輪をくぐって回ります。
(各神社の作法に従ってください)。
「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と
くぐりながら唱えるそうです。
茅の輪のほかに、形代(かたしろ)による祓を行うところも。
形代とは、人の形をした人形(ひとがた)、人形代(ひとかたしろ)に
自分の罪や穢れ、災いなどを移し、祓い清めて川や海に流したり、
お焚きあげをしたりする神事です。
紙製の人形が多いのですが、藁などの人形を用いるところや、自動車の
形をした車形(車形代)で車のお祓いができるところもあります。
日本ならではの四季を感じる行事に参加するのもいいですね♪
今年前半は新型コロナウイするがあったこともあり、きれい
さっぱりお祓いできるといいですね☆
残り半年、素敵な笑顔が輝く日々がつづくますように ^^