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投稿日時:2018年11月16日

病院でも保育士が働ける?院内保育士の仕事内容や特徴を徹底解説!

病院での保育士の仕事とは

一般的に、保育士が働く場所というと保育園などが挙げられますが、病院にも保育士が活躍できる場所があります。病院には医師や看護師、介護士などさまざまな人が勤務しており、中には保育の対象となる子どもを持った人もいます。そして、病院や医療施設の中には、病院で働く人の子どもを対象とした病院内保育園を設けているところもあるのです。システムのイメージは、勤務する従業員の子どもを預かる企業内保育園と同様となっています。
病院内保育園で働く保育士を「院内保育士」と呼びますが、院内保育士の仕事内容は一般の保育園に勤務する保育士の仕事と同じです。ただし、院内保育士は異なる年齢の子どもたちをまとめて保育することが必要とされます。一般の保育園では年齢別にクラス分けされていることが通常ですが、院内保育園ではクラス分けがされていないことが一般的となっているからです。

院内保育の特徴

院内保育の特徴として、まず、世話をする対象となる子どもが病院の関係者であるという点が挙げられます。同時に世話をする子どもたちの年齢がバラバラである点も一般の保育施設の保育とは異なる特徴です。病院の規模にもよりますが、院内保育所は一般的に規模が小さい傾向にあります。そのため、年齢別にクラス編成をすることができずにまとめて保育しているところが多くなっているのです。
また、院内保育は多くの場合、24時間365日で保育活動を行っています。入院患者や救急の患者などへの対応のために年間を通してフル稼働している病院勤務に合わせた勤務体制です。さらに、子どもが通園する日時に変動があるのも院内保育ならではとなっています。病院に勤務する職員は必ずしも同じ曜日の同じ時間に働いているとは限らないからです。これにより、子どもの保護者が勤務するシフトに合わせて子どもを預かることになります。
そして、院内保育と呼ばれているものの、保育する場所が必ずしも病院の敷地内にあるとは限りません。病院内にある保育所もありますが、病院の近隣地に設置されているケースもあります。

院内保育の求人を探すには

共働き夫婦が増えているなかで子どもの預け先となる保育所の存在がさらに求められています。国や自治体でも女性の社会進出への支援に伴い保育施設の整備に力を入れていて、保育士の求人は多い傾向です。ただし、一般の保育園の求人数比べると、院内保育士の求人は限られた数しかありません。このため、積極的に仕事探しをしなければ見つけることは難しくなっています。雇用形態など希望する条件があると、さらに仕事探しが難航する可能性もあります。まずは、希望する地域に院内保育の求人が出ていないか、定期的にチェックしておくことが必要です。
効率よく仕事を探したいなら、保育士に特化した求人サイトを利用するのもよいでしょう。自分が希望する条件で簡単に求人情報を探すことができます。また、人材紹介や派遣会社に登録するのも方法です。担当スタッフが面談で確認した応募者の職務経験や希望から、本人の条件にしっかりとマッチした求人を紹介します。給与や福利厚生といった雇用条件など自分では聞きづらい点についても、スタッフが応募者に代わって確認します。

院内保育勤務はメリットが多い

保育士の仕事はサービス残業があったり仕事を持ち帰ったりすることが多いともいわれています。ただし、24時間体制で運営されている院内保育所は完全なシフト制となっているため、ほとんど残業をすることはありません。また、一般の保育園と比べると規模が小さい傾向にあるため、1人の子どもに対して取れる時間も多くなります。さらに、24時間稼働している病院に勤務する保護者は勤務時間がシフト制でバラバラとなっているため、行事やイベントを行うこともあまりありません。イベントを行うための準備などに追われることなく、保育の仕事に集中することができます。
加えて、経営する病院によって異なるものの、賞与を含めた給与額が一般の保育園に比べてはるかに高いところも少なくありません。病院の職員と同じ福利厚生を受けることができ、手当てもしっかりともらうことができるというメリットもあります。

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