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投稿日時:2018年7月12日

保育士を目指す男性必見!男性保育士の悩みとメリットとは?

男性保育士の数は増えている?

平成11年に改正された児童福祉法によって、保母さんから保育士という名称が定着し、男性保育士の数も増えてきました。
とはいえ、保育士全体でみるとその存在は3%にも満たないくらいで、まだまだ女性保育士が多いのが現状です。
理事長や園長のような、経営側の立場では男性が就いていることもありますが、保育士は女性のみの園のほうが多いのは「保育士=女性の仕事」と考えられてきたからかもしれません。
しかし、男女平等が当たり前の社会になり、男性保育士が働く環境を整える園が増え始めていることもあり、男女関係なく堂々と保育士を目指せるようになっています。

女性保育士との違い

男性保育士が子どもと接することで、子どもたちは男性が育児に参加する姿を見ながら成長します。
「主夫」が珍しくなくなった昨今、子どもの世話をするのに男女の決まりはないことを、園の生活で当たり前に体感できるのです。
また、運動の時間や外遊びでは、男性ならではのパワフルさで女性保育士だけでは難しい運動への挑戦も可能になり、子どもたちの学びを広げる役割も担ってくれています。
女性保育士とは体格も声も違う男性保育士と共に、食事をしたり歌ったりすることは、子どもの五感への刺激にもつながっていくことでしょう。
特に、年中・年長の学年になると幼児から児童への成長期に入り、必要な運動量が増える年頃です。
男性保育士がいれば、年齢に合わせたダイナミックな運動を組み込んだ活動を増やせるのです。

男性保育士の待遇・将来性について

男性保育士が定着しつつあるなかで、男性保育士を受け入れない方針の園もあるのが現実です。
とはいえ、そのような園は「保育士=女性の仕事」が払拭しきれていない理事長や園長がいることがほとんどなので気にすることはないでしょう。
男性保育士の求人は確実に増えていて、体力面や防犯面での需要が高まっています。
園内での運動や遊びはもちろんのこと、園児を引き連れての散歩や遠足などでも、園児の安全を守る役目と走り回って遊ぶ役目はかなりの労力が必要です。
それゆえに、お給料の面でも女性保育士と同じくらいか、それ以上の園が多く見られます。
また、主任や園長候補として採用されるケースもあり、女性保育士に比べてキャリアアップを望める立場でもあります。

男性保育士のホンネ!現場での悩みや困ったこととは?

女性の多い職場に男性が入るのですから、気楽に働ける日々ではないのが男性保育士の難しい部分です。
普通の職場であれば、悩みや失敗を語り合える同僚を見つけやすいものですが、保育士は同僚とランチに出かける時間はありません。
だからといって、仕事後に食事に誘ってしまうと違う意味合いになりやすいので、相談できるタイミングを作りづらい面もあります。
さらに、女性だらけのなかに唯一の男性保育士とあって、保護者から覚えてもらいやすいのがメリットでもあり、デメリットでもあります。
たとえば、休日のデートが翌日噂話になっていたとか、スーパーで声をかけられるなんてことも。
園外に出てからも、保育士らしい振る舞いを心掛ける必要があるでしょう。

女性保育士とは一味違う!男性保育士の現状

実際に男性保育士のいる園では、男性保育士の子どもたちからの人気が高い傾向にあります。
家でも園でも、母親や女性保育士と接する時間が多い子どもたちからすると、男性保育士のダイナミックさは、女性だけでは作り出せない情緒面での安定につながっているのでしょう。
職場の人間関係においても、男性保育士が交じることでクッション役になり、円滑なコミュニケーションが可能になります。
これからますます男性保育士の需要は高まることでしょう。

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