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投稿日時:2018年7月12日

意外に大変?保育士の人間関係のホントとストレス対処方法

保育士の人間関係は良い?悪い?

職場を辞めるときの理由として、「人間関係が原因」と挙げる人が半数以上いるのが保育士の世界です。
男性保育士が増えているとはいえ、まだまだ女性の割合が高い保育士。
女性が多い職場では、陰口が絶えなかったり陰湿な嫌がらせがあったりと、人間関係が複雑になりやすいといわれています。
女社会で働く難しさに悩む保育士は、意外と多いのです。
その反面、人間関係はいつもオープンで年齢や役職に関係なく、保育士同士の笑い声が絶えない園もあり、ストレスなく気を使い合える環境で働く保育士もいます。

保育士の人間関係トラブルの原因とは?

女社会で起こりやすいトラブルといえば、妬み嫉みによる嫌がらせでしょう。
例えるなら、大奥のような女の世界です。
自分より若くてかわいい後輩や、子どもまたは保護者からの信頼が厚いなど、先輩保育士が嫉妬する要素があればそれだけで嫌がらせを始める原因になり得ます。
また、周りの保育士が気を使い続けていないと不機嫌になるようなお局保育士の存在も、トラブルの発端です。
なぜなら、保育士の働く環境は、大人の数よりも子どもの数のほうが多いため、自分の指導法が一番素晴らしいと錯覚を起こしやすい場所でもあるからです。

実際はどうなの?現場保育士のホンネ

新人保育士のうちはベテラン保育士と組んでクラスの担任になることがありますが、最初の1年目で厳しい指導を通り越したパワハラを経験している人が多いようです。
また、就職したてで先輩保育士同士の派閥があることを知らなかったためにトラブルに巻き込まれることもあります。
勤続年数の短い保育士ほど、長く働いている保育士をおだてたり、逆らわない素直な後輩を演じたりといった「出る杭」にならないための演技をしてストレスを抱えているのです。
家族で経営している園ではアットホーム感があり、保育士が皆家族のように仲が良いという声があるなかで、理事長や園長のワンマン経営によるストレスを抱える保育士もいます。

人間関係で悩んだらどうすればいい?

保育士の仕事は子ども達と心を通わせる仕事ですから、人間関係のストレスを抱えたままで働き続けるのは難しいでしょう。
そのままではうつ病になってしまう危険もあります。
「仕事は仕事」と割り切って考えてみると、案外心が楽になるものです。
そして、プライベートでは仕事と一切関係のない友人や家族と、ライブやカラオケなどに出かけてリフレッシュする方法もあります。
しかし、長引く頭痛や不眠、休日の無気力さなどが表れ始めたら、心だけでなく体も限界に近付いているサインです。
カウンセリングを受けたり長めのお休みを申し出たりして、心身ともに落ち着かせる時間を過ごすことが大切です。

それぞれの保育士に合った対処方法でトラブルを解消しよう!

人間関係のトラブルも、自分を見つめ直すことで解決方法が見つかることがあります。
トラブルが起きた原因を探り、働く姿勢を変えてみたり、苦手な先輩保育士と積極的にコミュニケーションをとったりしてみる価値はあるでしょう。
ただし、それによってさらなるストレスを抱えてしまうようであれば、転職によって精神的な負担をなくす方法も良いかもしれません。

人間関係のトラブルがまったくないかどうかは、働いてみないとわからないところではありますが、転職を希望する園での見学や面接の際には、すれ違う保育士に笑顔や挨拶があるか、園長が語る内容にワンマンな意見がないか、保育士同士で笑い合っている姿があるかなどは要チェックです。
希望する転職先と出会うには、自分の求める職場環境や人間関係をリストアップしておくのがポイントです。

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