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投稿日時:2021年10月8日

◎ブログ◎予防接種☆ロタウイルス

こんにちは。
大阪保育士の鈴木です。

昨年(2020年)10月1日より
ロタウイルスワクチンの定期接種がはじまりました。

ロタウイルスは感染力が強いため、乳幼児期に感染しやすく
症状としては、水のような下痢嘔吐発熱腹痛など。

重症になることも多い乳幼児さんにとっても保護者にとっても
つらい感染病です >_<

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: ウイルス.png

ロタウイルスとは?

乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因ウイルスで、
0~6歳頃に感染しやすく、5歳までには ほぼすべての子どもが
感染するといわれています。

ロタウイルス胃腸炎の症状は?

水のような下痢、吐き気、嘔吐、発熱、腹痛。
ひどい脱水症状になると、点滴や入院が必要。
けいれん、肝機能異常、急性腎不全、脳症、心筋炎などの
合併症が起こることも。
日本国内における死亡例として、毎年2~18名が
報告されています。(平成12年~24年厚生労働省人口動態統計)
感染後の治療法は、ロタウイルスに効果のある
抗ウイルス剤がないため、脱水を防ぐための水分補給や
栄養補給をする対処療法になります。

感染しないためには?

ロタウイルスによる胃腸炎にかかった患者の便にウイルスが
大量に含まれているため、その便を処理した後の手や爪などに
付着したウイルスから感染が広がります。
感染力が強いウイルスのため、患者の便の後始末をするときに
充分に注意が必要


例えば、患者のオムツに触れる場合には、使い捨ての
ゴム手袋などを使用し、使用後はポリ袋などに密閉して捨てます。
その後、手洗いは石鹸で30秒以上のもみ洗いをするなど、
しっかりとした感染予防が必要になります。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: kiken.png

ワクチン接種1回目を生後14週6日までに

感染力が非常に強いので、感染を完全に予防することは難しいと
いわれるロタウイルスですが、感染した際に重症化させない
ためには、ワクチン接種が有効だとされています。


現在日本では、2種類のロタウイルスワクチンが承認されています。

◆ロタリックス(1価ロタウイルスワクチン)
・定期接種の対象者:生後6週から生後24週まで
・標準的な接種期間:初回接種は生後2か月から生後14週6日まで
・ワクチンの接種方法等:4週間(中27日)以上の間隔をおいて2回経口接種
◆ロタテック(5価ロタウイルスワクチン)
・定期接種の対象者:生後6週から生後32週まで
・標準的な接種期間:初回接種は生後2か月から生後14週6日まで
・ワクチンの接種方法等:4週間(中27日)以上の間隔をおいて3回経口接種

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 病院.png

定期接種期間や接種回数が異なります。
どちらのワクチンも1回目の接種は、安全性の観点から
出生後14週6日までに行うのが望ましいとされています。

赤ちゃんが生後2~3か月といえば、毎日が慌ただしく過ぎる
大変な時期ですが、1回目の接種期間を見逃さないように!

予防接種については、お住まいの自治体や
かかりつけの医療機関でしっかりと確認をしましょう♪



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