投稿日時:2018年7月12日
保育士のやりがいとは?保育士のホンネと仕事の魅力を調査!
保育士のやりがい1:子ども達の成長と笑顔
保育士の仕事のやりがいとして、まず挙げられるのは子ども達の成長を間近で見守り感じられることです。上手く喋れなかった言葉が話せるようになったり、トイレが1人でできるようになったり、できなかったことができるようになっていく子ども達の姿。これを日々、すぐ目の前で目撃したときに、自分もその成長の手伝いをしているのだと実感できることは大変なやりがいになるでしょう。昨日までできなかったことが今日できるようになって一番嬉しいのは子ども達自身です。
嫌いだったものが食べられるようになったり、初めて靴を1人で履けるようになったりしたときに、彼らが見せる笑顔には素直な喜びの感情が表れています。1つ小さな成長をするたびに、曇りのない子ども達の笑顔が見られることもまた、保育士としてやりがいが感じられる瞬間です。
保育士のやりがい2:保護者からの感謝
保護者から責任をもって子ども達を預かるというのは、保育士として当然の務めです。怪我をさせたり事故に遭わせたりすることなく、保護者の元に返して当たり前でしょう。それでも、毎日お迎えのときなどに、「今日もありがとうございました」といった感謝の言葉を保護者からかけられると、明るい気持ちになるものです。また、苦手だったものが食べられるようになったことを保護者に報告したときなどに、頑張ったのは子ども自身ですが、「先生のおかげです」と感謝されたときも同様です。
大変だった1日の疲れも軽くなり、明日からのやる気も出てくるのではないでしょうか。保護者から感謝の言葉をかけられることで、子育てのサポートをできていると実感できる。これもまた、保育士の仕事にやりがいを感じる瞬間でしょう。
保育士のやりがい3:自分の成長
保育士になったばかりの頃は、保護者から離れた場所で不安になり泣いてばかりいる子ども達をあやすのに苦労してばかりかもしれません。なかなか自分に懐いてくれない子どもがいて悩むこともあるでしょう。しかし、日々一緒に過ごすうちに、またいろいろなイベントを一緒に行ううちに、子ども達と仲良くなっている自分に気づくはずです。やがて、その日初めて任された子どもとも、すぐに打ち解けることができている自分に驚くこともあるでしょう。
子ども達に物事を教える立場の保育士ですが、同時に子ども達との付き合い方を彼らから教えてもらっているのも保育士です。初めて預かった日から、「先生」と呼ばれるまでの時間が少しずつ短くなっている。自分自身の成長を実感できるというのも、この仕事のやりがいです。
保育士のやりがい4:イベントが無事成功した時
保育園では、1年の間にさまざまなイベントが開催されます。運動会やお遊戯会の他、夏には七夕、冬にはクリスマス会など、季節ごとにイベントが用意されているので子ども達は楽しみでしょう。ただ、準備をする保育士は大変です。プログラムの検討や飾り付け作業などを、通常の業務後に行わなければなりません。さらに、イベント当日は子ども達の安全に配慮して運営する必要があります。無事に日程が終了するまで気が抜けず、疲れも溜まることでしょう。
しかし、参観に来た保護者から「楽しかったですよ」といった言葉をもらえると嬉しいものです。また、お絵描きの時間などに子ども達がイベントの日の風景を描いてくれていたりすると、楽しい思い出になったことにホッとすることもあるかもしれません。心身ともに疲れるイベントですが、無事に成功したときの充実感は、この仕事の大きなやりがいといえるでしょう。
大変なことだけが保育士じゃない!
保護者の大切な子ども達を預かる保育士の仕事は、重大な責任を伴うものです。小さな子どもは急に体調を崩すこともあるので一時も気を抜けません。しかし、これから小学校に上がる子ども達に、より多くのことを学んでいくための礎を作るという、とても価値のある仕事でもあります。たくさんの子ども達と接することで自分自身も成長でき、社会にも貢献できる、とてもやりがいのある仕事といえるでしょう。