投稿日時:2018年4月27日
保育士には家賃補助があるって本当?
家賃は支出の大きな割合を占める項目で、「どのくらいの家賃の家に住むのか」「家賃補助があるのか」ということはとても重要です。
家賃補助が出る場合は、自分の希望する家賃よりもさらに高いところにも住むことができます。
ここでは、生活していくうえで、とても重要な「衣食住の住」生活のレベルを左右する家賃補助は保育士でも受けられるのかどうかについて解説します。
全ての職場で補助があるわけではない
全国的に保育士不足が問題とされており、各自治体は問題解決のためにさまざまな待遇を打ち出しています。
家賃補助は住宅に関する施策の一つとしてあげられます。
自治体が直接的にかかわっている区立保育園や市立保育園などは、自治体が決めた待遇を受けることが可能です。
しかし、保育園はさまざまな形で運営されていますので、絶対に家賃補助が受けられるわけではありません。
私立の保育園や会社に併設している保育園などは独自に運営をしています。
そのため、自治体で家賃補助が決められていたとしても、必ずしもその決まりに沿うことができるわけではないのです。
また、すべての自治体で家賃補助を決めているわけではないので、自治体によっては全くないところもあります。
また、民間の保育園で独自に補助を出しているという職場もあるのです。
つまり、全ての職場で家賃補助があるというわけではなく、自治体や保育園を運営している会社などの規定によって違うといえます。
補助があるのは家賃だけ?住宅ローンには?
「賃貸に住むか」「持ち家に住むか」というのは、人生の中でも大きなテーマです。
結婚をしている場合は、「配偶者が転勤族かそうでないか」ということにも大きく左右されます。
「憧れのマイホーム」ともいわれるように、マイホームが上位と考える人もいますが、補助を受ける場合には必ずしも持ち家が良いというわけではありません。
マイホームの場合は、家は退職後に自分の資産となります。
資産を持っている人のために補助を上げる必要はないという考えの会社もあり、必ずしも補助を受けられるというわけではありません。
賃貸の場合には、仕事のためにその場所に住んでいると捉えることもでき、持ち家を持っている人に比べて補助が受けやすいと考えられます。
このケースも会社によって規定が異なるので、一概にはいえません。
手厚い福利厚生!借り上げ社宅制度
企業の福利厚生として、借り上げ社宅制度を適用しているところもあります。
借り上げ社宅とは、会社が物件を契約し家賃の一部を社員が負担するという仕組みです。
寮の場合は場所が固定されていますが、借り上げ社宅の場合はいくつかの物件から選ぶことができる場合もあります。
「自分で物件を探さなくても良い」「安く住むことができる」「敷金礼金がかからない」などがメリットです。
また、会社側にも節税効果などのメリットがあります。
全ての会社が借り上げ社宅制度を取っているわけではありませんが、求人情報を見ていて借り上げ社宅制度と書いてあればかなり高ポイントです。
同棲やルームシェアにも適用される場合もある?
都内など家賃が高い物件が多い地域では、何人かでシェアして暮らすスタイルが人気です。
「ひとりでは住めないような高級な物件を借りられる」「光熱費が安くなる」などたくさんのメリットがあります。
また、恋人と一緒に暮らしたいと同棲をしている人もいますね。
友達や恋人と一緒に住む場合には家賃補助は適用されるのでしょうか。
まず、複数人で家を借りる場合は代表者を決めて契約し、家賃を折半するという形が一般的です。
会社の従業員が契約者となっていない場合、住宅手当は支給されないケースがほとんどでしょう。
本当にそこに住んでいるからといっても、名前も顔も知らない他の会社の人物にお金を払うことはできません。
しかし、住民票や契約書など、自分がその物件に住んでいるという証明をすることができれば、住宅手当をもらえる可能性もあります。
会社によって取り扱い方は違うので、福利厚生の担当者に確認しましょう。
福利厚生の多い職場を要チェック!
福利厚生はその会社の魅力を伝えてくれる重要な項目です。
お給料ももちろん気になりますが、意外とうれしいのが充実した福利厚生。
特に住むことに関しては高いお金がかかわってくるので、手当や補助などのサービスがあるとうれしいですよね。
仕事を選ぶときにはお給料だけではなくどんな福利厚生があるかということもチェックしてみましょう。