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投稿日時:2018年11月16日

一年目はどう乗り切る?新米保育士の悩みを解決

園児の心をつかむコツ

保育士が園児と良好な関係を築くには「相手に好かれよう」という発想を変える必要があります。もちろん、園児に好かれるのは大切なのですが、それを目的にしてしまうと保育士から園児に働きかける場面が増えてしまい、園児の心を深く知る機会を失ってしまいます。真の意味で保育士が園児の心をつかみ、信頼されるには「聞く」ことに意識を傾けましょう。
たとえば、園児が話しかけてきたときにすぐ反応するのではなく、相手が言い終わるまで待ってあげます。語彙がつたなくて内容が分かりづらかったとしても真剣に耳を貸せば本当の意図が想像できるようになるでしょう。園児が何気なく発する言葉を注意しているだけでも、園児の関心が何にあるかを察することが可能です。「子供はこういうものが好きだろう」と決めつけるのではなく、同じ目線から園児を理解していきましょう。

保護者に信頼されるコツ

保育士は園児と仲良くなれたとしても、保護者に敬遠されてしまっては仕事がやりにくくなってしまいます。新人保育士にとって、保護者からの第一印象が今後に影響すると覚えておきましょう。「自分から挨拶をする」「敬語を使う」「笑顔を作る」などは常識のようでいて、意外と完璧に実践できている人は少ないポイントです。また、「じゃないですか」「っす」などの若者言葉も控えて、丁寧なビジネス敬語で話しましょう。
初対面の後も、保護者を尊重する姿勢で接します。「自分の方が子供について詳しい」という想いが少しでも表に出ると、保護者は反感を覚えます。あくまで子供を預かっている立場だと自覚し、細かい子供の行動まで保護者に伝えるようにすると徐々に信頼関係を結べるでしょう。ただし、子供をマイナス評価するような報告は厳禁です。どうしても伝えなくてはいけない問題があるなら「少し今日はお母さんが恋しかったみたいで」などの前置きをするなど、表現に配慮しましょう。

職場での良い人間関係を維持するコツ

保育士の現場は往々にして「女性の職場」になりがちです。そうでなくても、癖の強い先輩や、高圧的な上司がいる可能性もあるので人間関係には気をつけましょう。新人保育士が目をつけられるとしたらささいなきっかけが多いといえます。挨拶を必ずすること、親しくなる前にくだけた言葉を使わないことなどを徹底し、まずは同僚として認められるように努力します。真面目な人間だと受け入れてもらえれば、先輩達から輪に入れてくれるようになるでしょう。
とはいえ、どんな職場でも苦手なタイプはいるものです。嫌な先輩と仲良く仕事をするためには、相手を避けずに自分から話しかけてみましょう。嫌っていることが分かると、相手も頑なになっていきます。表面上は友好的に接していれば、相手も嫌がらせはしにくくなります。また、少なくとも一度は飲み会などで、苦手な先輩にもプライベートで付き合ってみましょう。上手くいかない恐れもあるものの、職場以外の状況で仲良くなれれば、仕事が楽になるからです。

悩みを相談できる相手を見つけよう

本人はどんなに努力していても、保育士は思わぬところでストレスがたまる仕事です。また、性格的に合わない保護者、先輩との付き合いについては解決策を見出せない場合もあります。新人のうちは園児たちも、自分より先輩保育士になつきがちです。こうした人間関係のトラブルは、転職を考えるほど深刻になりかねません。そうなる前に、本気で相談できる相手を見つけておきましょう。
可能なら、信頼できる先輩に話すのが理想的です。同期の保育士だと、相手もキャリアが浅いので的確なアドバイスをしてくれるとは限りません。保育士ではない相手も、的外れな反応をする恐れがあります。同じ職場の先輩なら事情を深く理解してくれたうえで経験に基づく答えを返してくれるでしょう。ただし、気軽に職場のグチを聞いてほしいのであれば、同僚ではない人間に話すのが得策です。

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