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投稿日時:2018年4月27日

私に務まる?気になる保育士の仕事内容!

共働き家庭が増える中、子どもを長時間預けることが可能となっている保育施設の需要は高まっています。
待機児童が増加している地域では現状の施設を拡充したり、新たな施設を設けたりするなどの取り組みも行われているため、保育士の需要も増加傾向となっているのです。
そこで、今回は需要が高まる保育士という職業について、具体的な仕事の内容や魅力について紹介します。

保育士として勤めるのに必要な資格要件は?

保育士として働くためには保育士の国家資格が必要です。
保育士資格を取得するには主に2つの方法があります。
保育士養成課程のある学校で所定の課程を修了する方法と、国家資格試験である保育士試験に合格する方法です。
保育士試験は毎年各都道府県で実施されていて筆記試験と実技試験が行われます。
筆記試験はすべてマークシートによる5択問題で、試験科目は社会福祉や保育原理、保育実習理論など8科目です。
すべての筆記試験に合格すると保育実習実技について課される実技試験を受験することができます。
そして、実技試験も合格することができれば、保育士として活躍することが可能となるのです。

幼児のお世話だけじゃない!様々な仕事内容

保育士は保育施設で0歳から就学前の子どもにおける身の回りの世話をすることが主な仕事です。
着替えやトイレ、食事などの手助けを行いながら、子どもが基本的な生活習慣を身につけられるようサポートします。
また、家族の代わりに子どもたちと一緒に遊んだり話したりする時間を持つことで愛着関係を結び、感性を育ていきます。
さらに、他の子どもと共に過ごす集団生活の中で社会性が持てるように促すことも仕事です。
入園式や卒園式のほか、運動会やお遊戯会といった保育所の行事が行われる際には、衣装や道具の用意、会場の飾りつけといった準備も行う必要があります。
また、保護者と情報を共有するための保育日誌や連絡帳の記載、小学校へ上がる子どもたちの書類の作成といった事務作業も保育士の仕事です。

保育士の1日のスケジュールは?

保育士の1日は子どもたちの登園の対応から始まります。
保護者から子どもたちを預かる際にその日の体調などに注意事項があれば保護者から伝言を受けておきます。
さらに、登園状況の確認を行うために点呼を行うことも大切です。
その後、朝礼を行い、子どもたちの情報を保育士間で共有する申し送りを行ったら、園児の安全に気を付けながら子どもたちと遊んで過ごします。
昼食時間になったら、食事の準備から、子どもたちの食事の手助け、片付けまでを一通り行うことも仕事です。
食後はトイレなどを済ませたら、お昼寝の時間に入ります。
お昼寝の時間は子どもたちのようすを見ながら、保護者への連絡帳の記載といった事務作業を行います。
午後は降園時間まで自由に子どもたちと遊び、合間にオムツを交換したり、おやつタイムを入れたりして過ごすことが通常です。
降園後は、翌日の子どもの受けいれ準備をしたり、必要があれば行事の準備作業を行ったりします。
通常、保育士は早番、中番、遅番などで分けられたシフト制となっているため、出勤日によって仕事内容が変わることもあるのです。

保育士の仕事の魅力ややりがいは?

保育士は子どもたちとじかに接することができる仕事です。
長い時間を身近な場所で過ごすことで家族以上に子どもたちの成長を感じることができます。
そのため、日に日に新しいことができるようになる子どもたちの変化を見つけることが仕事のやりがいや喜びとなるのです。
また、そんな成長を保護者に報告することで、保護者と子どもの成長の喜びを分かち合うこともできます。
イベントなどの準備は大変なこともありますが、子どもたちや保護者が楽しんでいるようすを見ることで、やりきったという満足感や感動を得ることもできるのです。
また、保育施設を利用する子どもは年齢が低いため、自分のことを1人でできない子がほとんどとなっています。
そのため、子どもたちから必要とされることは多く、それが自分の存在価値を感じる機会ともなり、やりがいへとつながることもあるのです。

大変な仕事ではあるけれど…

保育士は仕事の内容が幅広く、イベントがある時期は忙しさに追われてしまうこともあります。
しかし、子どもたちの笑顔を見ることができ、成長を楽しむことができる魅力ある仕事でもあるのです。
また、保護者が安心して働くことができるようにサポートするなど、社会貢献の役割も持った意義のある職業でもあります。
需要の高まりによって、地域によっては勤務先の選択肢に広がりを見せているところもあるのです。
このため、保育士という仕事に興味を持ったら、積極的にチャレンジしてみるとよいでしょう。

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