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投稿日時:2018年4月27日

保育園で行われる催し物ってどんなものがあるの?

保育士は子供たちと一緒に遊んだり学んだりしながら、日々の成長を見守っていくやりがいの大きな仕事です。
また、保育の現場では年間を通して、さまざまな催し物があります。
子供たちの笑顔があふれる催し物ですが、意外と準備は大変です。
ここでは、保育園で行われている催し物と、それを開催する目的、そして保育士のかかわり方について紹介していきます。

季節ごとの年中行事

保育の現場では季節ごとの年中行事が開催されます。
春は入学式です。
新入生の歓迎イベントや進級のお祝いなどが行われます。
そして、夏はお祭りです。
短冊を飾り付ける七夕祭り、園内で開催される夏祭りは、保護者や兄弟児も一緒に楽しめるような内容となっています。
秋には運動会が開催されます。
運動会ではかけっこやお遊戯など、園児による出し物があります。
冬になると、クリスマス会、餅つき、節分、ひな祭り、卒業式とイベントが目白押しです。
そのほかに、保育参観や給食試食会など施設独自の行事もあり、1年を通してイベントが開催されます。

何のために開催しているの?

催し物は、子供とその保護者のために開催します。
保育園や幼稚園に預ける保護者は、その施設で「どんな風に子供が過ごしているのか」が気になる傾向です。
定期的なイベントを開催することで、「子供たちはこんなことができるようになりました」「このイベントのために、毎日制作をがんばっていました」と保護者に見せてあげます。
それによって親は安心感を得ることができるでしょう。
子供にとっても、施設でやってきたことを親に見せることは、大きな喜びとなるはずです。
「お祭りのためにうちわを制作した」「一生懸命お遊戯を練習した」といったように、催し物があることで、子供たちを褒めるきっかけを作ることができるのです。

実は保育士にもけっこうな負担に!

子供と親にとっては、うれしいことが多い催し物ですが、実は保育士にとっては負担が大きなものとなっています。
まず、イベントを開催するためには、その準備が必要です。
たとえば運動会を開催する場合は、日程調整と場所の確保が必要です。
また、プログラムの作成や備品の準備もあります。
一番大変なのは、「ものづくり」です。
かけっこをするにも入退場のアーケードの作成や、順位を表す旗などいろいろと用意するものがあります。
ダンスを披露するプログラムでは、衣装の制作をすることもあるでしょう。
日々の仕事に加えて、イベントごとにこういった作業が発生するのです。

催し物それぞれの意味や目的は?

もっともフォーマルな催し物は入学式と卒業式です。
この日は、先生も保護者も正装をして、子供の門出をお祝いします。
式典を開催することで、子供も保護者も「これから新しい生活がはじまる」といった実感を持つことができるようになります。
また、運動会や保育参加もほとんどの保育施設で開催されます。
これらのイベントの目的は、子供の成長を見守ることです。
子供の成長はあっという間です。
昨日できなかったことが、今日突然できるようになります。
普段子供たちがどんなことを学び、どんな風に成長しているのか、保護者は催し物を通して確認することができます。
また、子供も、そのイベントに向けて準備したり練習したり、充実した保育の時間を過ごすことができることでしょう。

子供たちの笑顔のために

催し物は子供と保護者の笑顔のために開催されます。
そのための準備は決して楽ではありません。
しかし、大変だった分、やり終えたときに達成会も大きなものとなるはずです。
子供たちの成長を喜ぶのは、保護者だけではありません。
日々子供の成長を見守っているのは保育士も同じです。
催し物に向けて一生懸命準備している子供たちの姿、イベントを心から楽しんでいる子供の姿は、保育士にとっても感慨深いものとなるでしょう。
その姿を思い浮かべることで、大変な準備も、きっと楽しく乗り切ることができるのではないでしょうか。

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