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投稿日時:2018年7月12日

保育士になりたい人必見!保育士の給料について徹底解明!

保育所にはどんな種類がある?

保育所は「認可保育所」「認証保育所」、そして「無認可保育所」の3つに分けられます。
保育士の給料や待遇はどのタイプの保育所に勤めるかによって変わることがあります。
給料などについて詳しく見る前に、まずはそれぞれの違いを知っておきましょう。
「認可保育所」とは、国が定める基準をクリアしている保育所をいいます。
公立と私立がありますが、どちらも公費で運営されています。
「認証保育所」は東京都と一部の自治体独自の保育所で、国の基準には満たないものの、それぞれの自治体の定める基準を満たした保育所のことを指します。

そして、「無認可保育所」とは国の認可を受けていない保育所のことで、「認可外保育所」と呼ばれることもあります。
運営は公費ではなく保護者から支払われる保育料のみでまかなわれているのが特徴です。
「認可がない」と聞くとネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、保育時間を自由に設定できたり、公立の保育所より広く園児を受け入れることができたりと、利用者のニーズに沿ったサービスを提供できるといったメリットがあります。
「認証保育所」と「無認可保育所」はどちらも私立の保育所です。

全国の保育士の平均月収・年収

厚生労働省のデータによると、全国の保育士の年収は約332.5万円です。
月収は約21.6万円であり、ここにボーナスが70万円前後支給されているのが一般的です。
もちろん平均ですから、これより多くもらっている人もいれば、反対にこれより少ない人もいるでしょう。
働いている地域、役職、そして保育所の種類によってその給料は変わるのです。
特に公立と私立では大きな差が出ることがあります。

保育士の給料はどれぐらい?【公立編】

同じ保育士でも、公立の保育所で働く人のほうが給料や待遇が良いと一般的に言われています。
それは、公立保育士は自治体に採用された「公務員」であるからです。
その給料は自治体によって変わりますが、例として東京都練馬区を見てみましょう。
練馬区の公立保育所の場合、保育士の平均年収は約630万円と発表されています。
全国平均と比べて約300万円高く、公立に勤める保育士の給料水準が高いことがわかります。

保育士の給料はどれぐらい?【私立編】

それに対し、私立保育所に勤める保育士の平均年収は約316万円です。
残念ながら全国平均よりも低く、公立に比べるともらえる給料が少ないことがわかります。
もちろん、平均以上の給料を保育士に払っている保育所も中にはあるので、すべての私立保育士がこの給料で働いているわけではありません。

保育士の給料と待遇には大きな違いがあった!

このように、保育士の給料は公立と私立で大きな差があります。
その理由として、公立保育所には自治体から補助金が出ている場合があることが挙げられるでしょう。
特に東京都は全国の中でも保育士不足が深刻化していることから、積極的に補助金を出す自治体が少なくありません。
また、給料以外の面でも差が出ることがあります。
たとえば、公立は延長保育に対応している園が私立に比べて少なく、勤務時間が固定されている傾向にあります。
私立の場合は延長保育をやっていたり、公立にはない独自のサービスを提供していたり、公立とは違った働き方が求められることがあるのです。

かといって、公立より給料が高いとは限りません。
そのため、「仕事内容に対して給料が見合っていない」という理由で転職や退職を考える人が少なくないのも事実です。
以上のことから、保育士として仕事探しをするときには、給料を比較するだけでなく勤務時間やその内容も加味することで、納得のいく働き方が見つけられるといえるのではないでしょうか。

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