投稿日時:2018年7月12日
保育士資格でこんなお仕事も!意外な保育士資格の活かし方!
保育士資格が活かせるお仕事1:子ども用衣類の販売スタッフ
子どもと間接的に関わる仕事でも保育士資格を活かせます。その代表といえるのが、子ども用衣類の販売スタッフです。アパレル業界では、子ども向けの衣類を主力商品にしているショップも多いです。そのようなショップで、子ども用衣類を買いにきたお客様に商品を紹介したり販売したりします。年齢別の成長速度などを十分に把握しているので、適切な商品を選べますし適切なアドバイスを行うことも可能です。また、店頭や店内のディスプレイ制作も販売スタッフの仕事の一つです。クリスマスなどのイベントをテーマにして制作することも多く、保育の行事における制作の能力が役に立ちます。
保育士資格が活かせるお仕事2:児童養護施設
児童養護施設も保育士資格を活かせる職場です。監護してくれる保護者がいなくて養護の必要性のある子どもの世話をします。基本的な生活の仕方を覚えさせることから始め、経済観念を養わせるなど、さまざまなことを身に付けさせます。児童養護施設で暮らしている子どもは、親からの愛情が足りていないのが一般的です。そのため、親の代わりとして愛を持って接することが求められます。虐待によって傷ついている場合も多く、心を開いてもらうために忍耐強くケアしていくことも大切です。このように、子どもたちが将来的に社会で活躍できるように、学習指導などを担当する児童指導員と協力して導いていきます。
保育士資格が活かせるお仕事3:育児に関する商品メーカー
育児に関する商品のメーカーに転職する際に、保育士資格があると有利になることがあります。商品の企画や開発をするときに保育士のノウハウを活用できるからです。子どもの好みの傾向を知っていますし、知能の発達に関しても基本的な知識があります。そのため、親のニーズも把握しやすく、ヒットする商品を生み出すための提案ができる人材として期待されているのです。育児のスペシャリストとしての発想力が、多くの職場で重宝されています。保育士をしていると、どのようなグッズがあれば便利か考えることが多いため、商品メーカーに転職した時点ですでにアイディアを持っていることも珍しくありません。
保育士資格が活かせるお仕事4:企業内保育所
企業内保育所とは、企業が従業員のために企業内に設ける認可外保育施設のことです。仕事と育児の両立を希望する従業員が、いきいきと働いて充実した生活を送れるようにすることを目的としています。そのような企業内保育所の仕事においても保育士資格を活かせます。基本的な仕事内容は一般の認可外保育施設と変わりません。親の出勤と同時に子どもを預かって、遊びや昼寝、食事といった保育を行います。ただし、運動会のような大きな規模の行事はないのが一般的です。多くの場合、企業の正社員として雇われることになります。政府が設置を推進しているため、企業内保育所を設ける企業は増加していくでしょう。
保育所や保育園だけが職場じゃない!視野を広げて見てみよう!
子どもが好きだったり保育士資格を持っていたりしても、保育所や保育園で働くのは向いていないと思う人もいるでしょう。保育士の資格や知識を活かせる職場は、その他にも意外とたくさんあります。そのなかには、きっと自分に合っていると感じる仕事もあるでしょう。また、そのような職場で活躍するための土台作りとして、保育所や保育園で経験を積んでおくというのも一つの手です。自分のキャリアをしっかりと考えたうえで選択していくことが大切です。いろいろな可能性があることを認識し、視野を広げて求人を見てみましょう。