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投稿日時:2018年7月12日

保育士にボーナスはあるのか?保育士の待遇について徹底調査!

保育士の給料について

保育士は、子ども達がさまざまな社会性を身につけ、成長する時期を共に過ごします。
子どもからすれば「第二の母」のような存在といっても過言ではありません。
しかし、その責任の重さや仕事量に反して、「給料が安い」という意見も多くみられます。
では、実際に全国の平均月収から保育士の給料をみてみましょう。

まず、保育士には公立保育園で働く人と私立保育園で働く人がいます。
どちらも保育士という職業であることに変わりはありませんが、公立保育園の場合は公務員(一般行政職)です。
公立保育士の平均月収は20代で20~25万円、40代で36~40万円ほどとなっています。
これにボーナスが加算されるので、年収は基本給によって異なるでしょう。

私立保育士は20代で16~18万円、40代で20~25万円ほどが平均月収ですが、なかには30代で40万円という人もいます。
人気の私立保育園や地域によっては、公立より給与が高くなることもあるのです。
園ごとに残業代や手当などが異なるため、同じ私立であっても待遇や給料面でバラつきが出ます。

保育士のボーナス額の平均はどれくらい?

保育士は月収が低いといわれますが、平均年収をみると同年代の民間企業年収とさほど変わりません。
公立保育士のボーナスは35歳前後で120万円、私立では60万円ほどです。
地方公務員の支給基準が給与の4カ月分とされているので、ボーナスで年収はカバーできるのでしょう。
私立は60万円と半分程度ですが、これも園によって差が大きくなるのが現状です。

また、産休や育休が取りやすく、復帰する人が多い公立保育園では、勤務年数の長い保育士が多くみられます。
勤続年数によって昇給することをみれば、公立保育園のほうが平均額が上がる点にもうなずけるでしょう。
反対に、私立保育園は勤続年数による昇給率が低いといわれています。
そのため、妊娠・出産を機に離職する人が多く、平均年齢が比較的若いこともボーナスの差につながっているのではないでしょうか。

保育士はボーナスを何に使っているのか?

保育士のボーナスの使い道の多くは貯金とされています。
月収で生活費を賄い、ボーナスを貯金に回すことで、いざというときの資金にするという人が多数を占めるとされています。
将来に備えるという堅実な使い方は、女性が多い保育士ならではかもしれません。
また、ローンをボーナスで返済したり、国内外への旅行資金にしたりという声も挙がっています。

保育士の求人を見る時のポイント

保育士の求人を見るときには、「どのような方針の保育園で働きたいのか」を考えましょう。
自身が共感できる保育方針を掲げている園に出会うことが、やりがいにつながるのではないでしょうか。

また、保育時間や年間行事数、勤務形態などによって給与や勤務時間も異なります。
求人情報とあわせて、保育園の公式ホームページを見たり、実際に働いている人に話を聞けたりするとよいでしょう。
常に求人の出ている保育園は、待遇や人間関係により離職率が高いのかもしれません。
そういったところも注視する必要があります。

保育士は自治体や現場によってボーナス額が変わる!自分に合った職場を探そう!

公立保育園と私立保育園では、全国的なボーナス平均額が異なるように、働く場所によって待遇が違います。
休日の多いところ、給料の多いところ、行事の少ないところなど、自身が働きやすい環境を選ぶとよいでしょう。
保育士にも生活があり、それぞれの家庭環境もさまざまです。
自分が身を置く環境に合わせること、自分に合う職場を探すことが大切といえます。

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