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投稿日時:2018年11月16日

保育士の上履き選びのポイント

保育園の方針を確認

保育の現場で、ジャージやエプロンに次いで、必需品である上履きですが、どのようなものを選べばよいのでしょうか。まず、おすすめの上履き2種類について紹介します。
1つ目は、靴底がフラットで甲にゴムバンドがついているバレエシューズです。小学生が履いている上履きを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。子どもにも軽くて履きやすいバレエシューズは、保育士の上履きとしても、疲れにくく動きやすい靴といえます。しかし、注意すべき点もあります。バレエシューズの底部分に色がついているものは、保育園の床に靴底の色がついてしまうことがあるため、底に色のついたバレエシューズを禁止している園もあります。
2つ目は、紐のないカジュアルシューズであるスリッポンです。スリッポンは、立ったままで脱いだり履いたりできるため、子どもを抱っこした状態でも靴の履き替えができます。
バレエシューズもスリッポンも履きやすく、人気があるため、他の保育士も同じような上履きを履いている場合もあるでしょう。急いでいるのに、どの靴が自分のものか分からず、探すのに手間取ってしまうかもしれません。もし、園の方針で可能でしたら、自分の靴がわかりやすいように絵を書いておくのもおすすめです。園児にも人気のキャラクターを書くと喜ばれますよ。
しかしながら、保育園の方針で靴の種類が決まっている場合があります。靴の種類以外にも、キャラクターものや、色が派手なものは不可など、園によって方針はさまざまです。購入前に確認するようにしましょう。

見た目よりも機能性を重視

園の方針で上履きは自由でよいと言われた場合「どうせならおしゃれなものにしたい」と考える人もいるかもしれません。しかし、上履きにおいては、見た目は二の次で、機能性を第一に選ぶことをおすすめします。
保育士の上履きは、元気いっぱいの子どもたちを追いかける靴、すなわち走れる靴である必要があるでしょう。それゆえに、スニーカーでもよいかもしれませんが、スニーカーは着脱の際に手間取ります。両手がふさがっていても、すぐに履いたり脱いだりできる靴であることも必要な条件ではないでしょうか。特に、保育園の中でも乳児担当の保育士の人は、赤ちゃんを寝かしつけたり、オムツを交換したり、上履きを脱いでの業務も多いので、着脱がしやすい靴を選ぶとお世話もスムーズに行えます。
さらに、保育士はしゃがんで子どもを対応することが多いので、しゃがんだときに甲に痛みを感じない柔らかい靴が望ましいでしょう。歩いたり、走ったりが多い保育士の上履きは、軽くて疲れにくい靴であることも重要なポイントです。

コスパも大切

機能性の次に大切なのは、コスパの良さです。靴の値段は種類によって、ピンからキリまであるので迷ってしまいますが、毎日履くものなので、あまりに安価のものはおすすめできません。すぐに穴が開いてしまったり、足にフィットせず靴ずれしてしまったりする可能性があります。
一方で、高価すぎるものもまた、おすすめできません。上履きは消耗品です。特に、保育士は歩くことが多いうえ、汚れる作業も多いため、定期的な買い替えが必要となります。そのため、高価な上履きは不向きといえるのです。他にも、子どものトイレの失敗や、食後の掃除などで上履きが汚れることもあります。洗い替えが一足あると安心です。

自分に合う一足を見つけて保育に役立てよう!

足を使う仕事ともいえる保育士にとって、上履き選びは大切です。靴が合っていないと、疲れやすかったり、思うように身体が動かなくなったり、仕事に支障をきたします。元気な子どものパワーに圧倒されないよう、常に自分が全力で動けるように準備しておきたいものです。ぜひ、「自分に合っている」と感じる上履きを探して、保育の現場に役立ててください。

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